新日見トンネルは、長崎市中心部と東長崎地区を連絡する区間のうち、唯一の2車線区間であり、新たにトンネルを整備し4車線化することで、国道34号の交通混雑の緩和及び交通安全の確保を目的に整備が行われている。さる1月14日に、国土交通省九州整備局長崎河川国道事務所から、令和3年2月20日(金)15時に「国道34号新日見トンネル(下り線)」が開通すると発表された。国道34号線(新日見トンネル)は、車線が減少するトンネル入り口付近で事故が多発、東長崎地区から長崎市方面への通勤・通学時間帯に渋滞が発生、長崎市中央卸売場からの円滑な物流を阻害していた。新日見トンネルの4車線化により、対面通行区間、車線減少区間が解消し、定時性・安全性の向上、東長崎地区の発展や物流円滑化が期待される。なお、既存の新日見トンネル(上り線)は、引き続き車線分離線の撤去工事等を行い、令和3年3月末までに全ての4車線化工事が完了する予定となっている。