猛暑日の昨日9日(火)、長崎の被爆地は66回目の「原爆の日」を迎えました。三菱重工㈱長崎造船所は、10時から三菱昭和寮敷地内(文教町)にある大橋原爆供養塔境内において遺族・関係者など約150名が参列するなか「三菱原爆殉難者慰霊祭」が執り行われ、相馬所長より「三菱で働く私達にとって忘れてはならない悲しみ」と慰霊の言葉が述べられました。(降雨により慰霊祭は室内に変更)
また、10時35分からは、長崎市の平和公園において長崎市主催の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が行なわれ、原爆で亡くなった皆様のご冥福をお祈りするとともに核兵器廃絶に向けての誓いを新たにしました。平和宣言で田上市長は、再生可能エネルギーの開発、「非核三原則」の法制化、「北東アジア非核兵器地帯」の創設、被爆者援護の充実、東日本の被災地に向けた復興へのメッセージ、核廃絶の決意宣言などの訴えがありました。(原爆死没者名簿登録者数は、平成23年8月9日現在155,546人)