2013年7月3日(水)劉春潮氏の「中国蓮漆画作品展」その2!

劉春潮中国蓮漆画作品展(鄭集思団長)中国蓮漆画作品展は、6月30日(日)から7月6日(土)の7日間(開館時間10時から17時)、KTNギャラリー(五島町、㈱テレビ長崎・別館)において開催されています。開催初日の開会式では、中国広東省中山市から鄭集思団長(中山市文化広電新聞出版局局長)をはじめ、画家の劉春潮氏(中山市美術館館長)を含む8名の訪問団を代表して、鄭集思団長より「市民友好都市である長崎市を訪問し、劉春潮氏の中国蓮漆画作品展を開催できることは意義深いものである。これを機に、長崎市と中山市の友好交流の懸け橋として、日中の友情を優しく元気に末長く続けて行くことを願う」との挨拶がありました。

劉春潮中国蓮漆画作品展(暖月・他)また、田上市長より「日本初公開長崎で開催されたことに対しての感謝の言葉、行政だけでなく民間同士の交流を深めて行きたい」、李文亮総領事より「孫文と長崎は深い繋がりがある。市民交流を活発にして、どんな時でも付き合っていく必要がある」、作者の劉春潮氏より「日本で初めて巡回展が出来ることに感謝の意が述べられ、蓮をテーマに“愛と命のメッセージ”を込めた」と挨拶と説明がありました。中国での漆は、塗料として3000年前から使用され、漆画では700年の歴史があるとか。日本の漆塗りの技術は、中国をしのいで陶器は「China」、漆器を 「japan」と言う国際用語にまでなっているとのこと。その漆塗りの工程を思いながら、漆画を見ると「価値ある作品・奥深い作品」であり、何か神秘的なものを感じました。

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