福田天満宮(福田本町)秋季大祭は、10月25日(水)午前10時から福田天満宮本殿において福田地区の氏子総代・自治会の役員、諸団体などの代表らが参加するなか「福田天満宮秋季大祭の祭典」、13時から4年振りに中学一年生によるお神輿巡幸が執り行われた。宮本宮司によれば福田天満宮は、福田村の守り神として寛永12年(1635年)に再興され、388年の歴史を経て今日まで引き継がれ、お神輿の巡幸は昭和32年頃から始まったといわれている。各地域では郷くんちも執り行われる中、大浜稲荷神社の秋季大祭は11月3日に開くことにしている。地元の氏神として、五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛など先祖代々、地域伝統文化の歴史を継承する必要がある。
福田天満宮巡幸祭は、12時頃までに中学生を含めた巡幸奉仕者らが集合・清祓の後、13時本社発御、大浜旅所(公園)、小浦旅所(公園)、舟津旅所(公園)、本町旅所(旧ヨットハーバー)、本社還御の順で執り行われた。今回も総合学習の一環として、福田中学校1年生が男女に分かれて約60㌔の神輿を担いで、大浜・小浦・船津・本町地区を練り歩いた。中学生もふるさとの伝統行事に参加して、郷土を愛する豊かな心を育む一助になったと思う。お旅所では、舞姫(4名)による「舞」の奉納踊りや福田ハイヤ節保存会メンバーが和太鼓による「福田ハイヤ節」を奉納した。私も福田中学校育成協議会会長の立場として、また大浜町自治会長としてお神輿巡幸のサポートを行った。関係者の皆様、大変お疲れ様でした。