長崎市立福田中学校・育友会は、7月3日(水)13時50分から長崎サンセットマリーナにおいて、生徒の健全な心身と伝統行事により郷土を愛する心を育成することを目的に、中学一年生の総合学習として「体験ペーロン」を実施しました。天候は小雨模様、海上は少し荒れていましたが、会場には子ども達や育友会役員、引率の先生、地元ペーロン保存会のメンバーらがすでに集まり、ペーロン乗船に向けての諸準備も整い、いざ本番を待つのみとなっていました。
乗船前には、ペーロン保存会のメンバーらが太鼓やドラの音に合わせて、櫂の漕ぎ方・止め方などを実演・指導し、子ども達はそれを真似ながら練習を行ない乗船しました。1回目の乗船では、ゆっくりとイチ・ニ・サン、イチ・ニ・サンと、掛け声をかけながら櫂をあわせていました。数回練習した後、最後に3艇(1組・2組・3組)によるペーロン競漕が行なわれ、大人顔負けのレースを展開していました。1年生にとっては、思い出に残る貴重な「体験ペーロン」になった事と思います。