2016年12月7日(水)「長崎の食文化の普及及び発信」は?

2016-12-1-%e4%b8%80%e8%88%ac%e8%b3%aa%e5%95%8f%ef%bc%8817%e5%9b%9e%e7%9b%ae%e3%81%ae%e7%99%bb%e5%a3%87%ef%bc%89%e2%91%a0長崎市議会本会議において、私の一般質問が終わったので概要を掲載する。大きな1点目の長崎サミットとの連携について、「長崎の食文化の普及及び発信」における水産業に関連した、観光客等に対する「食のおもてなし」が重要と考えるが、サミットとの連携でどのような取り組みを行っているのか?答弁:水産分野では、「長崎かんぼこ王国推進委員会」「魚の美味しいまち長崎ワーキングチーム」が設置され、長崎市も参画して具体的に活動を進めている。「長崎かんぼこ推進委員会」は、平成23年に設立以降、長崎蒲鉾水産加工業協同組合や水産練り製品製造業者を中心に、飲食などの関連事業者や長崎市との連携と協働によるブランド化によって、長崎ならではの「食」を磨きながら、新製品の開発や販路拡大による出荷額の増大、イベントによる賑わいの創出等、地域経済の振興に繋がる取り組みが行われている。設立当初の水産練り製品の総出荷額約60億円を平成32年度に120億円まで増加することを目標としており、平成27年度は約79億円となっている。

2016-12-1-%e4%b8%80%e8%88%ac%e8%b3%aa%e5%95%8f%ef%bc%8817%e5%9b%9e%e7%9b%ae%e3%81%ae%e7%99%bb%e5%a3%87%ef%bc%89%e2%91%a1具体的な取り組みは、「長崎おでん」をはじめ、長崎県産のちゃんぽん麺を使った「ちゃポリタン」や、出島の形をした「出島揚げ」が商品化され、それぞれ個性を活かした商品開発が進んでいる。また、長崎おでんを路面電車内で食する「おでん電車」の運行や、県内外の各種イベントを通じて「長崎かんぼこ」の魅力を伝え、認知度向上と消費拡大に取り組んでいる。「魚の美味しいまち長崎ワーキングチーム」は、平成27年度から概ね3年間を活動期間とし、長崎の強みである豊富な水産物と観光を結び付け、交流人口の拡大に繋げるための「魚」の活用策や新たなビジネスの創出策について検討している。具体的には、「魚」をテーマとした旅行商品の開発、ブランド魚種の再構築などの取り組みを進めている。長崎サミットにおける取り組みを通じ、産学官一体となって長崎の多彩で豊富な水産資源を活用し、交流人口の拡大及び経済の維持・発展を目指している。今後とも、長崎サミットと一体となって、食文化の普及及び発信に努めるとの見解が示された。

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