熊本県南部地方を襲った豪雨は、死者22人、心肺停止18人、不明者11人と報道され、球磨川は上流から下流にわたり11ヶ所が氾濫、各地で土砂災害が発生して道路寸断、広範囲において浸水し被害が拡大した。政府は自衛隊を派遣、消防団・行政関係者らは被災した住宅からの救助、安否不明者の捜索、被災地のインフラの復旧や支援など行っている。局地的な豪雨は、暖温流が梅雨前線に直撃し、籍乱雲が連続発生して「線状降水帯」が形成されたとニュースで流れた。近年、西日本豪雨や九州北部の豪雨など災害が相次ぎ、防災減災の対策も行われているが、自然の力は猛威を振るっている。天気予報では、6日から7日にかけて局地的に豪雨をもたらす「線状降水帯が形成される恐れがある」とし、土砂災害や河川の氾濫に警戒を呼び掛けている。被災者にお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を願うものです。身の危険を感じたら、安全な場所に避難することが必要です。