2024年6月18日(火)「指定暑熱避難施設」!

気候変動法適応法の改正で、市町村は、熱中症による人の健康に係る災害の発生を防止するため、熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)が発表されたときに、極端な暑さをしのげる場として、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を指定することができることとなった。これを受けて、長崎市でも長崎市役所や地域センター、公民館など23施設(6月11日現在)を指定した。利用可能な時間等は、施設によって異なるが、利用にあたっては施設の支持に従って下さいともこと。なお、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定は、今後、随時拡大を図る予定。熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)とは、気温が特に著しく高くなることにより、熱中症による重大な健康被害が発生するおそれがある場合に発表される。

先週の6月14日、長崎市ではことし初めて最高気温が30度(真夏日)を超えたほか、島原市では気温が33.9度まで上がった。特に、「65歳以上の人は熱中症にご注意を!」。緊急搬送される人は、熱中症患者の半数以上が65歳の人である。気温・湿度が高い、急に暑くなった、暑い夜が続く、熱帯夜の翌日、日差しが強く風が弱いときは「熱中症に注意」と言われている。予防のポイントは、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を、外出する際は日傘、帽子、を持参し涼しい服装で、エアコンなどを上手に使って室温調整を、入浴の前後で水分補給を、就寝時もエアコンの活用など心掛けたいもの。自力で水が飲めない、意識がない場合はためらわず救急車を呼ぼう。昨日(17日)福岡管区気象台は、本県を含む九州北部地方が梅雨入りしたと見られると発表した。蒸し暑さによる体調の変化に気を付けよう。

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