長崎市議会総務委員会は12月５日、一般会計補正予算（第10号・第11号）の総務委員会に付託された議案について、審査を行い全会一致で可決した。補正予算の概要は、原油価格等の高騰等により電気料金及びガス料金の値上げが続き、本館、別館をはじめとする庁舎の光熱水費の予算が不足することから庁舎維持管理費3,671万4千円を増額。財政運営のため令和３年度決算剰余金の2分の1の相当額13億8,807万円を財政調整基金などに積み立てる。恐竜パーク庭球場を廃止することに伴い、駐車場整備費用に2,000万円増額。南総合事務所の会議室や執務室の空調設備の取替工事を行う施設改修費に7,390万円。市庁舎本館・議会棟は令和4年度に新庁舎への機能移転後に解体し、跡地には新たな文化施設を整備する方針、令和4年度から解体工事に着手するが、工事完了が令和6年度になることから債務負担行為（5億4,540万円）を設定した。
