2017年4月18日(火)同盟友愛「第8回友愛塾」報告!

同盟友愛連絡会(酒井隆会長)は、4月15日(土)から16日(日)にかけて約100名が参加して「同盟友愛連絡会第8回友愛塾」を開催した。講義Ⅰでは、長崎県企画振興部政策企画課の前川謙介課長より「今からの長崎県!(地方創生に向けた取り組み・新幹線等の主要県政プロジェクトなど)」と題して、県政の主要事業の説明があった。その内容は、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」、来年登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の概要や、平成27年長崎県における観光客の延べ宿泊者数は過去最高の745万人を記録し、韓国、台湾、中国、香港の順となっておりアジアで約75%を占め、クルーズ客船の入港も県全体で390回程度予定されている。また、平成34年に武雄温泉駅で在来線特急と新幹線との対面乗換方式により開業する九州新幹線西九州ルートのフリーゲージトレイン(FGT)の不具合対策、長崎駅周辺の再開発、高規格幹線道路等、子育て支援等について説明があった。

講義Ⅱでは、政策研究フォーラム理事長の谷藤悦史氏(早稲田大学政治経済学術院教授)より「日本の活路をどう切り拓くか」と題して、安倍政治に見る日本政治の現状として「1強多弱の政治状況」で日本政治(安倍政治)は盤石なのか?安部政治を振りかえって第2次安倍政権(2012年12月)は何を選択したのかについては誰もが反対しない政治だけを選択した。安部政治は何をもたらしたのかについては経済中心(アベノミクス)は成功したのか?2017年は安倍政権が何を残したかが問われ始める。安倍政権に対抗する野党の状況については世論に見る野党離れや理念なき野合、斬新な代替案無き人的資源の枯渇、漂流する世界が突きつけるもの、日本の活路を求めて(今求められるもの)は「賢明(クール)な政治」を日本から創造し、「排除の政治」から「許容の政治」へ、大きな格差を許さない政治を目指し政権交代を生み出そうなど具体的に分かりやすい講話を聴講した。

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