2015年7月16日(木)「秋田市中心市街地活性化」視察!

2015.7.15 秋田市役所(議会棟)行政視察3日目(7月15日)は、秋田市の中心市街地活性化の取り組み、公共交通政策ビジョン、民族芸能伝承館の調査を行った。中心市街地活性化の取り組みについては、県との顔として市民に愛され、賑わいのある場所となるよう、平成20年7月から平成26年6月までの6年間、千秋公園(久保田城趾)と連携した城下町ルネッサンス(中心市街地再生)をイメージし、①買物、イベントなどでリピーターの多い街づくり②住みやすく、住み続けたいと思える街づくり③商業活動に活気ある街づくりを基本方針とし、目標値を設定して取り組まれた。市街地整備のため、中通一丁目地区の市街地再開発(エリアなかいち)、千秋公園の整備、公共公益施設の整備事業、中心市街地への公的住宅整備、商業施設の再整備など46事業を掲げて取り組みが行われ、現時点17事業が完了、23事業が継続、6事業が未着手となっている。
2015.7.15 秋田市民族芸能伝承館公共交通政策ビジョンについては、自動車依存が高まるなかで公共交通利用が減少し、高齢化社会を迎え市民の移動手段の確保が急務となり、将来にわたり持続可能な公共交通の実現を目指して、平成21年度から平成27年度までの7年間の計画期間で、秋田市地域公共交通総合連携計画が策定された。将来都市像を支える公共交通のサービスとして、中心部の幹線バスは系統を集約し朝・夕のピーク時は15分に1本以上の運行本数を確保、中心部の支線バスは1系統あたり往路4便、復路4便以上の運行本数を確保する。郊外部は、地域の協力および主体的な取り組みを前提とした、移動手段の確保として市が運行主体(委託運行)となるマイタウン・バスを運行している。今後は、計画期間が27年度で終了することから、公共交通で利用可能なICカードの導入など実現出来なかった事業を見直し、多極ネットワーク型コンパクトシィティの推進を図るため、次期ビジョンを策定するとの説明があった。

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