2013年1月25日(金)南相馬市の現地調査(その2)!

南相馬市の被災地南相馬市の除染状況は、環境放射線モニタリングを行ないながら、国が除染を実施する旧警戒区域及び計画的避難区域を除く市内全域を対象区域とし、平成26年3月末まで(農地の一部は平成29年3月末)に、除染作業はその都度評価をしながら将来目標を達成する除染計画が策定されています。平成23年8月より公共施設の除染が始まり、23年11月より生活圏における先行除染(検証作業)を開始、公共施設(224施設)の除染結果は約52%の低減、一般住宅(17戸)の先行除染結果は約39%の低減率となったそうです。生活圏の除染方法は、屋根の洗浄、雨樋の清掃、庭木の剪定、側溝内汚泥の除去など放射線量の高い地域から作業を計画されていますが、環境省との協議が長びくと共に仮置き場の確保が厳しく、計画より1年程度遅れているようです。

南相馬市(除染処理仮置き場)特に、除染による課題は、放射能の影響の不安から住民の理解と協力が得られず仮置き場の確保が進んでいない。国が3年程度で設置する中間貯蔵施設が決まらず市民から信用されていない。住民説明会、除染の同意取り付けや要望等への対応が多い。除染対象範囲・方法の決定に労力を要する。除染費用の見積額が交付金で想定していた額より高額となっており交付金で対応できるのか。除染効果が得られないケースもある等スケジュールが大幅に遅れることも想定されています。また、南相馬市は、未曾有の地震と大津波、未だ収束に至らない原発事故、それに伴う風評被害により住民の避難生活、被災者の生活再建、学校の活動制限、商工業の復興、雇用者の解雇・流出など地域住民の生活不安や地域産業の衰退など多岐にわたる課題を抱え、復旧・復興に向けて夢と希望が持てる街づくりが進められています。忘れてはならない東日本大震災、国・県や全国からの支援などで一日も早い復旧・復興を望むものです。

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