三菱重工グループ労連長崎地区本部(塩田淑文執行委員長)は、12月7日「三菱重工労組長船支部結成57周年」を迎えた。三菱重工グループ労連長崎地区本部(旧称:三菱重工労組長船支部)は、昭和40年12月7日、2007名の勇気ある決断により左翼的労働運動から決別し、真面目に働く者が報われる民主的労働運動の道を歩む、新生長船支部が結成された。結成から57年の間には、造船の好景気が続くなかで香焼工場が建設されたが、その後、造船不況の影響を受けて所内再配置、名古屋地区への転任など幾多の苦悩があった。時を経て、三菱重工(株)は2021年3月30日に大島造船所と締結した香焼工場の新造船エリアの譲渡契約に基づき、2022年度内に引き渡しが完了する。いまは門形クレーンのスリーダイヤのシンボルが消え寂しさはあるが、大島造船所の事業展開に大きく期待している。
出身労組の57年の歴史は、こん日まで健全な労使関係の構築、友愛会活動等を通じた職場活動の展開、明るく住み良い地域社会づくりを目指す地域組織活動、長船OB会活動、さらには関連・パートナー企業皆さんとの連携など、組織内・外の多くの方々のご理解・ご協力により築かれてきた。併せて、全組合員の英知と行動力で困難な時を乗り越えて来た。長船支部は結成57周年を迎えるにあたり、昨日(12月7日)はサンプリエールにおいて歴代組合役員・生活相談室議OB・現執行委員・議員団ら55 名が出席して「三菱重工労組長船支部結成57周年長崎地区本部懇親会」を開催した。懇親会は新型コロナの影響を受け3年振りの開催となり、会場では共に民主的労働運動や明るい地域社会づくりなど推進してきた、諸先輩らと旧交を温め、親睦と交流を深めた。