長崎市議会定例会の一般質問は、昨日(2日)まで6会派13人が登壇し、市政運営全般について質疑が行われ、一般質問終了後、令和3年度長崎市一般会計補正予算案(第19号)47億7,802万5千円の追加議案が上程された。その概要は、国が閣議決定した子育て世帯への臨時特別給付(先行給付金)事業費27億9,397万9千円について、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、その影響が様々な人々に及ぶ中、0歳から18歳までの子どもがいる世帯に対し、1人当たり10万円相当の給付を行うもののうち、今回は自動1人当たり5万円の給付金を先行して支給するもの。支給対象者は、対象児童を養育し児童手当(本則給付)の所得条件を満たすもの(所得制限限度額未満)、対象児童は平成15年4月2日~令和4年3月31日までに出生したものとなっている。
また、新型コロナウイルス感染症にかかる3回目のワクチン接種に要する経費及び国のワクチン接種期間の延長に伴い、新たな対象年齢を迎えるものの、1、2回目ワクチン接種に必要な経費を増額する新型コロナウイルス予防接種費19億2,504万6千円。令和2年7月の大雨により被災した香焼総合公園の復旧工事において、入札不調等により必要な工期が年度内で確保できないことから、新たに今年度予算を増額する公園災害復旧費5,900万円が計上された。併せて、「長崎市住民投票条例の制定に関する請願書」、「後期高齢者の医療費窓口自己負担2割化実施の中止を求める請願書」は、総務委員会・教育厚生委員会に付託された。なお、各常任委員会における議案審査は、12月2日から12月8日までの予定で審査される。