令和4年第3回長崎市議会定例会は、6月1日から6月17日までの17日間の日程で開催された。一般会計補正予算は、コロナ禍からの社会・経済の復興に係るものとして、西九州新幹線開業イベント共催負担金、ナイトタイムエコノミー推進費やプレミアム商品券の発行補助など1億6,521万円、あぐりの丘運営費など施策の推進に係るもの2億6,479万3千円、災害復旧に係るもの2億8,000万円、長崎地裁判決を受けた賠償金3,355万6千円など一般会計補正予算8億75万9千円。介護保険事業など特別会計に3,080万2千円、公営企業会計(水道事業)減額▲3億333万4千円で、補正総額は5億2,922万7千円が可決された。
条例改正は、長崎市情報通信技術を活用した行政手続きの推進に関する条例、魚の町の市庁舎の用途、使用目的等を総合的に勘案し、市庁舎の食堂を使用する場合の使用料を定める「長崎市行政財産使用料条例の一部を改正する条例」など。予定価格が1億5,000万以上であるため議会の議決に付すべき工事の請負契約の締結について(西浦上小学校校舎ほか解体工事)、工事の請負契約の一部変更について(長崎市新庁舎建設電気工事)。財産の購入が2,000万円以上であるため議会の議決に付すべき財産の取得について(新庁舎備品等、消防ポンプ自動車、電子黒板及び周辺機器など)、専決処分についての報告など、可決・同意・承認した。