2024年8月12日(月・祝)「三菱原爆殉難者慰霊祭」!

三菱重工㈱長崎造船所(外野雅彦所長)は、8月9日10時から三菱昭和寮内食堂において遺族・関係者らが参列するなか「三菱原爆殉難者慰霊祭」を執り行った。8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾で長崎のまちは一瞬に壊滅し、職域や地域における死亡者は約7.4万人、負傷者は約7.5万人が負傷した。当時、三菱重工長崎造船所で働いていた約3,000人、学徒動員約1,000人の皆様も犠牲になった。多くの御霊のご冥福を祈念し、外野所長より「長船事業所は先人達の尊い犠牲のなかで発展してきた。より平和な社会の実現を目指さなければならない」、三菱G労連長崎地区本部塩田執行委員長より「永遠に忘れることが出来ない祈りの日である。被爆者も高齢化し、核廃絶も遅々として進まずあの惨禍を繰り返してはならない」と慰霊の言葉が述べられた。被爆地長崎では、各地で犠牲者を追悼する行事が営まれた。

次に、8月8日原爆資料館ホールから長崎県立総合体育館に移動中、長崎市松山町の爆心地公園近くを流れる下の川付近で、子ども達が平和の祈りを込めた「キッズゲルニカ」の展示を観賞したので備忘録に掲載する。展示は8月6日から31日まで、反戦を訴えるピカソの「ゲルニカ」になぞらえ、両岸壁に本県の子ども達が描いた7作品を含む、国内外の10点が展示されており、作品の大きさは縦3.5㍍、横7.8㍍。諫早市立明峰中の作品は、2年生105人が5月に中国・上海の高校生と鎮西学院大の留学生と交流し、共同で制作したものと言う。カラフルな作品が集まっていた。昨日(11日)は全国高校野球の甲子園で、長崎県代表の創成館は1回戦で白樺学園(北北海道)を1-0で下して2回戦進出を決めた。

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