三菱重工㈱は、10月1日より従来の9事業本部制を集約・再編し、4つのドメイン制(規定された範囲・領域の意)に移行します。ドメイン制とは、組織を製品系列・生産場所ではなく、お客様・市場などを軸としたより広い領域で集約・再編した組織で、4つの事業ドメインのうち「エネルギー・環境ドメイン」「交通・輸送ドメイン」「防衛・宇宙ドメイン」は10月1日から、「機械・設備システムドメイン」は来年4月からスタートします。2012事業計画において、5兆円規模の高収益企業実現を掲げ、「グローバル市場で戦える強固な体制を確立し成長を加速する」姿を目指しています。ドメイン制移行に伴い、長崎造船所長・長崎研究所長のトップ人事も交代し、新たな組織体制で目標達成に向けての挑戦が始まります。(写真は、昨日26日の三菱長船支部労働会館での長崎研究所長の離任式にて)