2015年3月5日(木)市議会「総務委員会」審査始まる!

2014.1.28 野母崎から臨む端島(軍艦島)長崎市議会は、3月3日から各常任委員会で条例改正及び予算案などの審査が始まった。総務委員会では、野母崎地区の振興を図るため、野母崎振興公社に貸し付けた1億2,000万円の債権放棄に関する、第27号議案「権利の放棄について」の審査を行った。長崎市は、平成22年度に旧町時代からの赤字を抱える公社に貸し付けを行ったが、返済期限の平成27年3月末までに返済される見込みはなく、現状では純資産額が法律の基準を下回り解散のおそれがあるため、金銭債権を放棄し同公社を継続させようとする内容のものである。委員からは、今日までの経営体質改善、野母崎海の健康村のPR、旧町時代の赤字清算を引き継いだ経緯、民間活力の導入などについて理事者の見解を求めた。理事者からは、世界文化遺産候補の端島(軍艦島)を眺める事が出来る温泉施設、新たな温泉(炭酸水素塩泉)の効果、経費削減で一定の見通しがついたとの見解を示し、今後、「公金を投入するつもりはなく行政も一緒に経営改善を図る」とし議案を可決した。

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