2021年(丑)も新型コロナで始まり、基本的な感染症拡大防止策(マスク着用、手指消毒、三密回避など)やガイドラインに沿って、日常の生活をおくり大晦日まで残すところ4日となった。この1年「活動の備忘録」を振り返り、主な出来事をピックアップし掲載する。長崎市議会では、3月12日の定例会(本会議)において向山副議長から岩永副議長に交代、本会議において一般質問の際は蜜を避けるために議員の自主的離席、理事者の出席制限、傍聴者の自粛要請等を行い、新型コロナ感染症対策の補正予算や令和3年度当初予算の審査を優先した。地域活動においては、年度末の事業報告や決算報告、新年度の事業計画案や予算案等は2年連続の「書面議決」を余儀なくされた。新型コロナの影響で延期となっていた、「令和3年長崎市成人式」は、5月1日会場での密を避けるため、第1部(13時30分から14時)、第2部(16時から16時30分)に分けて、長崎港松が枝国際ターミナルにて開催された。
また、長崎開港450周年記念式典」は、4月27日規模を縮小して長崎ブリックホールで執り行われた。450年前ポルトガル船が長崎に入港以来、入江に突き出た半島の突端だった県庁跡地(江戸町)に「岬の教会」が建ち、万才町にかけての一帯に町がつくられ、長崎は港とともに発展してきた。令和3年度は長崎開港450周年記念事業として、季節ごとにテーマを設けながら、1年間を通じて県民・市民が主体的に参画できる事業が実施されている。さる11月20日・21日は、出島表門橋前や万才町周辺で「長崎開港フェスタ450(ヨンゴ―マル)」の記念イベントが行われた。国は7月8日、東京都への新型コロナウイルスの緊急事態宣言を再発令し、平和とスポーツの祭典”東京オリンピック“は無観客での開催となった。コロナ禍の中、長崎市関連のイベントは、原爆犠牲者慰霊平和祈念式典は規模を縮小、長崎くんちは中止、市民体育・レクレーション祭は開会式を中止し、ガイドラインに沿って競技は実施された。