温暖化対策を進めるうえで、市民1人ひとりが環境意識を持ち、身近なところから環境問題を考える事が重要である。「いつでも」「だれでも」「簡単に」実践できる市民のエコ行動を推進するため、長崎市では10月16日(土)10時から長崎水辺の森公園で「ながさきエコライフ・フェスタ」を開催した。(市の職員もボランティアの実行委員として活動していた)市は温室効果ガス排出削減のために「長崎市地球温暖化対策実行計画」を策定し、重点に取り組む施策として、環境活動を広げるネットワークの構築や地球環境を守る市民運動の展開など9項目のアクションプログラムを選定した。今回の企画は、このアクションプランを実行に移す取り組みの一つである。
水辺の森公園では、180店舗のリサイクルセール、電気自動車体験やエコな乗り物ミニ電車、ステージではリサイクル・トークショーやお声大会、リサイクル製品展示、太陽光パネル展示、省エネ型給湯機などエコに関する諸々の取り組みが行なわれ、子供から大人まで環境について体験しながら学んでいた。(当日の来場者は約3万7千人)また、10月16日(土)から22日(金)の一週間を「エコライフ・ウィーク」として、家庭や職場、学校などいろいろな場所で、テレビのこまめなスイッチ切り、外出するときは徒歩や自転車、公共交通機関を利用するなど温暖化対策の取り組みが行なわれています。1人ひとりのエコ活動で温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)の削減に努めましょう。