長崎市議会は、9月3日(水)議会運営委員会を開催、定例会の会期・付議事件等及び運営などについて協議を行いました。主な補正予算案は、長崎市がJR長崎駅西側で検討しているMICE施設(コンベンション施設)整備のため、JR貨物から用地2万662平方㍍を先行取得する費用として特別会計補正予算に68億円及び長崎駅周辺土地区画整理事業の保留地3300平方㍍(11億2000万円)もMICE施設での活用を想定しているため総額79億2000万円、日本26聖人殉教記念碑を修復する整備費3600万円、長崎の教会群とキリスト教関連遺産に関する外海地区の受け入れ態勢整備費1940万円、野母崎診療所の既存施設を改修して来年9月の開設を目指す特別養護老人ホーム整備費など3億1300万円、三京クリーンランド埋め立て処分場の用地買収をめぐる民事訴訟の和解金3億2780万円など、一般会計補正予算案は約29億3400万円、特別会計補正予算案約70億8400万円、総額100億1800万円が計上されました。
主な条例改正は、長崎市幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例、特定個人情報保護評価に関する規則に基づき、長崎市個人情報保護審議会から特定個人情報ファイルの取り扱いに係る意見聴取を行うための長崎市個人情報保護条例の一部を改正する条例など、人事案件は人権擁護委員の候補者の推薦について、史跡「出島和蘭商館跡」第3期建築物復元主体工事の請負については、予定価格が1億5000万円以上であるため議会の議決を要するものなど、人事1件、条例9件、予算6件、決算2件、その他7件、報告3件の合計28議案・報告が上程されます。会期は、9月10日(水)から10月1日(水)までの22日間(本会議6日間・委員会5日間)、一般質問は16日(火)から19日(金)の4日間となっています。