2021年7月16日(金)「鍋冠山夜景照明点灯式」!

長崎市は7月15日19時30分から鍋冠山展望台において行政、市議会、観光分野の関係者らが出席して「鍋冠山夜景演出照明点灯式」を行った。現在、長崎市では「世界新三大夜景「日本新三大夜景」」に認定され、長崎の夜景がもっと魅力的になるように、「遠景の夜景みがき」と「中・近景の夜間景観づくり」の視点で、夜間景観整備の取り組みが進められている。昨年9月には、中島川周辺の眼鏡橋・石橋群など歴史的建造物や観光施設等のライトアップ、10月には稲佐山展望台から夜景の魅力をアップさせる、星座やハートなどを探して楽しむ「夜景演出照明」が演出されている。それに加え、平成28年に改修された鍋冠山公園展望台からの「夜景演出照明整備」も完成、グラバー園や大浦天主堂の近くに位置し、新たな視点場となり”夜景都市長崎の魅力“は一層高まるものと期待される。

夜景評論家・夜景プロデューサー「丸々もとお氏」からの夜景灯の解説では、“鶴の港”と称される長崎港を中心に山々が取り囲み、すり鉢状の地形に光が浮かび上がる見事な夜景である。湾岸から立ち上がる美しき景観は星空のようで、世界的にも珍しいもの。鍋冠山展望台から見る夜景は、その星空の中に長崎の歴史や文化が感じられる「星座の夜景灯」で、対岸の稲佐山はもちろんのこと、間近に迫る女神大橋のライトアップなど200度近くの夜景が存分に楽しめる。今回の星座の見どころは、長崎港の中央に位置する世界遺産の構成資産である「ジャイアント・カンチレバークレーン」のライトアップの上側に位置する水の浦地区周辺に夜景灯が設置され、春夏秋冬の季節やイベントなどに合わせ灯りの色彩が変化する。点灯時間帯は20時から21時50分、00分、15分、30分、45分から5分間点灯する。

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