2010年10月11日(月)長崎街道シュガーロード

長崎街道シュガーロード1

江戸時代に貴重品であった「砂糖」は、中国福建省から長崎の出島を通じ、長崎街道を往来する人々によって全国各地に情報の伝達、物資の輸送が行なわれた。そのなかで最も日本人の食生活に影響を与えたのが「砂糖」である。長崎街道が「砂糖の道」と呼ばれる所以である。この「砂糖食文化」をキーワードに長崎から小倉まで(3県10市)沿道の各市との連携を活性化させ、その歴史や郷土料理などにスポットライトをあて、魅力ある地域づくりに繋げ「食」発信を共同で進める取り組みが推進されている。

長崎街道シュガーロード2

昨日10日(日)10時から出島の旧長崎内外クラブにおいて、長崎県菓子工業組合の関係者、行政関係者、市民・観光客など参加のもと「長崎シュガーロードフェスタin出島オープニングイベント」が開かれた。オープニングでは、1mの「龍」をかたどった工芸菓子の除幕式、長崎女子高等学校の「龍踊り」の披露、オリジナルの大きなカステラなどのふるまいがあった。長崎シュガーロードフェスタin出島は、出島の旧長崎内外クラブにおいて平成22年10月10日(日)から12月12日(日)の期間を設け、シュガーロードに関するさまざまなイベントが開催される。

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