幕末の志士坂本龍馬の遺品や手紙などを一堂に集めた「実録 坂本龍馬展」が10月2日(土)から11月3日(水)まで長崎歴史博物館で展示されている。同展は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」に合わせて企画されたもので、東京・京都・高知を巡回し、長崎歴史博物館が最後の開催地となる。龍馬直筆の手紙や刀、お龍に贈ったと言われる「帯留」などの実物が展示され、龍馬33年の波乱の生涯を鑑賞できた。
ドラマに登場する岩崎弥太郎、勝海舟、西郷隆盛、高杉晋作、後藤象二郎など維新に関わった人物との交流や日本の将来を憂い、行動を起こした坂本龍馬、直筆の手紙はきめ細かく筆で書かれ実物を見て龍馬の性格などがうかがえる。時代を超え、ドラマのストーリーと本物を見て幕末の長崎の位置づけ・役割を考察した。昨日2日(土)は、開館初日で県外の観光客が多数来館されていた。入場料は大人1200円(前売1000円)、小・中学生700円(前売500円)となっています。