慌ただしい師走を迎えているなか、長崎市議会定例会は11月30日から12月5日まで7会派14人が登壇し、市長の政治姿勢、長崎みなとメディカルセンター、防災行政、観光行政、学校給食センターなどについて質疑を交わし一般質問が終わった。学校給食センター建設計画の論議では、学校給食施設の老朽化や業務の効率化、集約化は生徒数減少の中で理解できるが、建設計画を議会や地域住民、関係団体への十分な説明も不足、事前の協議不足も見受けられ、手順・進め方に問題があると感じた。一般質問終了後、銅座市場の床陥没事故に伴う、がれき除去費5000万円を含んだ補正予算など9議案を追加上程された。また、がれきを取り除く以外に、危険な床部分や建物の一部を撤去する特別会計予算案も8000万円増額した。