全国的に新型コロナが感染拡大する中で、一部自治体においては県独自の緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛などの要請が行われ、コロナ過でのお盆となっている。8月14日現在、県内の感染者数は累計178人が確認され、島原では今年初めて猛暑日(35度以上)となり、熱中症の疑いでお亡くなりになった方や救急搬送された方が相次いでいる。今年のお盆は、コロナと熱中症に十分注意しながら、最小限の初盆参り・お墓参りを済ませた。今年のお墓参りはコロナの影響を受けて、訪れる人はマスク着用、帰省の自粛などもあり例年よりも少なく感じた。今日(15日)はお盆の伝統行事「精霊流し」、初盆を迎えた故人の家族が造る「精霊船」、自治会などが合同で出す「もやい船」など準備が進められている。精霊船は、「みよし」と呼ばれる舳先に家紋や苗字(○○家)を書くのが特徴で、位牌や遺影、盆提灯や造花などが飾られ、仏画や「南無阿弥陀仏」「西方丸」の名号を書いた帆がつけられ、故人の霊を乗せて、「流し場」へ運ばれる。流し場周辺では、交通規制も行われるので事前に確認しておきましょう。