今年のお盆(3日間)は、時々雨が降るなかでお墓参りや初盆参り及び精霊船流し・車での移動など、空を眺めながらの行動となりました。長崎市内では、8月15日(金)夕方から初盆を迎えた家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船に故人の霊を乗せて、極楽浄土へ送り出す長崎の伝統行事「精霊流し」が行われ、爆竹やかねの音がにぎやかになり響いていました。爆竹の音は、「魔界との関係を音によって断ち、大きな音で渇を入れこの世との未練を断たせる」と言われ、中国の風習が定着したものと言われています。県内では、大小合わせて約3,300隻(県警調べ)の精霊船が流されたそうです。写真は15日11時30分頃撮影、雨の降るなか飽の浦地区で精霊船の飾り付けが行なわれていました。