2018年4月18日(水)暴力追放「いのちを守る」長崎市民集会!

暴力追放「いのちを守る」長崎市民会議(田上富久会長)は、4月15日(日)10時から長崎市民会館文化ホールにおいて防犯団体や商工団体のメンバーなど約1000が集い、暴力追放「いのちを守る」長崎市民集会を開催した。この市民集会は、平成19年4月に起きた伊藤一長・長崎市長射殺事件を受け、長崎市、市民、事業者、関係機関・団体などが一体となって暴力追放に取り組みことにより、市民が安全で安心して暮らすことが出来る地域社会の実現を図るため、平成20年4月に発足し今回11回目の集会となった。主催者・来賓を代表して田上会長、五輪市議会議長より「長崎市内の犯罪件数は減少傾向にあり、11年前に始まった活動の成果は着実に表れている。より安全で安心なまちとなるよう関係団体と連携を図って行こう。自分たちのまちは自分たちで守ろう」との挨拶があった。

平成30年度事業計画では、暴力追放「いのちを守る」長崎市民集会、暴力追放「いのちを守る」広報啓発事業などが確認された。防犯ミニ講話では、長崎県内・長崎市内の刑法犯罪認知件数の推移について、長崎市は平成19年3,502件から平成29年1,431件に減少している。犯罪なく3(さん)ば運動の取り組み、架空請求詐欺(有料サイト利用料金名目等)被害の流れなど講話があった。その後、長崎居留地キッズコーラスメンバーによる「命」「手のひらを太陽に」の合唱が披露され、「暴力のない平和な社会を目指す決意を新たにするとともに暴力追放活動の輪を広げ、市民が安全で安心して暮らすことができる地域社会の実現に向けて努力する」との暴力追放「いのちを守る」宣言が行なわれた。集会後、参加者は同会館前から出発して市役所前を通リ浜市アーケードまでパレードし、暴力追放を訴え、市民に防犯意識の向上を呼びかけた。

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