2012年5月2日(水)「第83回長崎地区メーデー」開かれる!

第83回長崎地区メーデー1長崎地区の労働4団体(連合長崎地協・長崎地区労・同盟友愛連絡会・長崎県中連懇話会)などでつくる第83回長崎地区メーデー実行委員会(峰義彦実行委員長)は、昨日1日(日)10時30分より長崎水辺の森公園において3,600人が参加するなか「第83回長崎地区メーデー」を開催しました。開会冒頭、峰実行委員長より「昨年3月11日に発生した東日本大震災から一年経過した被災した地域の復興・再生に全力で支援しよう。2012春季生活闘争の勝利と長崎県の最低賃金を引き上げ生活を守れる社会をつくろう」との挨拶がありました。

第83回長崎地区メーデー2来賓祝辞では、小石連合長崎会長より「東日本大震災の復興・再生に向け希望を見出せるメーデーと位置付けたい。連合長崎として組織強化拡大を図らなければならない。政治活動の長与町長選挙は残念な結果となった敗因を分析し次なる戦いに備えなければならない」、高木義明衆議員より「日頃からのご支援・ご協力に対するお礼と今日のメーデーで労働運動の歴史を感じ決意を新たにした。民主党に対しする諸々の意見をしっかり受け止め対応して行きたい」、中村知事より「地場産業の振興に繋がる環境を整備したい」とそれぞれ挨拶がありました。

第83回長崎地区メーデー〈基幹労連長菱設計労組メーデー参加者の皆さん)メーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働者が低賃金と1日10数時間に及ぶ長労働時間に抗議し、8時間労働を要求して立ち上がったのを起源とし、1日のうちの「8時間は労働に、8時間は眠りに、そしてあとの8時間はわれわれの自由に!」をスローガンに、第1回国際メーデーは1890年にスタートした。昨日のメーデーでは、「すべての働く者の連帯で、自由で平和な世界と希望の持てる安心で豊かな社会をつくろう!」のスローガンを採択、メーデー宣言や「地場・中小組合2012春季生活闘争を支援する特別決議」「東日本大震災の復興・再生を支援する特別決議」など採択し、ガンバロー三唱で勤労者の意思結集を図りました。

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