2013年10月31日(木)「豊橋市の現地調査」を行なう!

2013.10.30 JR豊橋駅長崎市議会市民クラブの有志は、10月30日(水)から11月1日(金)にかけて愛知県豊橋市を訪問し、「周産期医療体制の充実」、「放射線治療の充実」等について調査を行なうとともに「地域活性化セミナーへ2013」へ参加しました。30日(木)は、9時55分に長崎空港を出発、11時5分名古屋(中部)国際空港に到着、その後、豊橋市民病院を訪問しました。豊橋市は、日本のほぼ中央に位置し、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた約38万人の中核都市で、東海道五十三次34番目の宿場町として栄えてきた街との事です。現在は、全国有数の農業生産地であるとともに、自動車貿易は全国でトップクラス、農業・工業・商業のバランスのとれた東三河の中心都市として発展しているそうです。

2013.10.30 豊橋市民病院

豊橋市民病院は、明治21年6月私立豊橋慈善病院として開業、昭和7年6月社団法人豊橋病院を買収して市立豊橋病院を開院、昭和21年7月豊橋市立豊橋市民病院と改称、平成8年5月豊橋市民病院桜ヶ岡病院を統合し、現在の地に移転しました。平成10年7月愛知県より「地域周産期母子医療センター」の認定を受け、平成18年4月院内保育所を開設(週2日の夜間保育を実施)、平成22年7月に7対1看護基準を取得するなど、地域の基幹病院としての役割を担いながら高度な医療などが提供されています。施設の概要は、敷地面積92,204.52 ㎡、建物延面積57,083.18㎡(鉄骨・鉄筋コンクリート造り地上9階)、病床数836床(一般病床811・結核病床15床・感染症10床)を有する全国トップレベルの総合病院です。

2013.10.30 豊橋市民病院(待合室)周産期医療体制の充実については、現行の新生児医療センターに新生児集中治療管理室12床、回復期治療室23床があり、それに加えて、ハイリスクの分娩の妊婦産により高度な医療を提供できる「総合周産期母子医療センター」の指定を受けるために必要な母体・胎児集中治療管理室6床(個室)、後方病床18床(個室10床、4人床2室)、分娩室(4室)の整備が進められています。また、正常(低リスク)分娩への対応として助産師が中心となって出産する院内助産施設として、母子同室の個室を基本に20床(個室12床、4人床2室、新生児室1室、分娩室1室など)の整備が進み、平成26年4月に総合周産期母子医療センター及びバースセンターが開設されるとの説明を受けました。その後、初めて新生児集中治療室管理室や回復期治療室を見学、産まれた赤ちゃんの面倒をみている看護師の業務の多忙さと赤ちゃんの寝顔の優しさが印象的でした。

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