2日目(10月31日)は、31日(木)から11月1日にかけて開催される富士政治大学校「地域活性化セミナー2013」に参加するため、13時に豊橋駅新幹線改札前で待ち合わせ、その後、ホテルに手荷物を預けて、その足で演劇・舞踊・音楽等の芸術文化の振興を図るための芸術文化交流施設、穂の国とよはし芸術劇場「プラット」の現地調査を行いました。
PLAT(プラット)は、豊橋駅南側に隣接した敷地に平成25年4月30日にオープン、敷地面積7,612.80㎡、建築面積4,221.68㎡、延床面積8,036.59㎡、構造・規模は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造、地上4階建)の施設で、利便性の優れた地に建設されていました。主ホール(796人)、アートスペース(304人・平土間時)、大小の研修室(50人、20人)、創造活動室(7室)等の施設があり、舞台芸術による新たな創造活動と人々の交流が大いに期待されます。
次に、こども未来館「にこにこ」の概要について報告します。こども未来館は、「ささえる」「ためす」「ふれあう」「あらわす」を基本コンセプトとして、まちなかで子どもを中心に市民と出会い、交流し、活動する新たな多世代交流施設として、まちなかに賑わいや楽しさを発信する拠点施設を目指しています。施設の概要は、敷地面積11,853.09㎡、建物床面積7,214.72㎡、構造は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造地下1階地上2階建)、整備事業費約26億円、施設維持運営費は年間約1億9000万円で、育つ、ふれあう、体験する、「子育てプラザ」「集いプラザ」「体験・発見プラザ」のゾーンからなっています。平成14年度よりこの基本構想が検討され、平成20年7月26日開館しました。
運営体制は、行政が子育てプラザの運営と市民協働の推進を受け持ち、指定管理者が集いプラザの運営と施設全体の維持管理に加え、平成23年度から新たに体験・発見プラザの運営及び利用料金制を導入し、それぞれの特性を生かした効果的な運営が行なわれていました。こどもの健やかな成長及び市民の交流を目的に年間を通して多彩なイベントが開催され、年間利用者数は平成24年度(開館日数310日)598,881人が利用し、平成25年8月25日で来館者300万人を達成(開館5年1ヶ月)していました。主なイベント事業は、こども未来館及びまちなかの賑わいを創出するため、地元商店街と連携して全国陶器市、ゴールデンウィークフェステバル、にこにこ夏イベント、にこにこクリスマスなどが行なわれていました。