2013年11月2日(土)「太陽光利用閉鎖型植物工場」など調査!

2013.11.1 豊橋市消防本部(消防司令センター)最終日は(11月1日)は、豊橋市消防本部中央消防署(消防司令センター)と太陽光利用閉鎖型植物工場を現地調査しました。豊橋市消防本部は、東三河地域住民(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市)約76.5万人の「安心」「安全」を見守る消防司令センターとして、平成24年3月1日に東三河消防通信指令事務協議会を設置し共同運営を開始、平成25年3月26日デジタル無線を運用開始していました。共同運用に係る経費は、年間約1億円(システムリース期間)で、負担割合は人口割りで5年毎に見直しがされているとの事です。通信指令システムは、「現場到着時間の短縮」「災害時要援護者への対応」「大災害への対応力強化」「情報の集約化・効率化」をベースに運営されています。

2013.11.1 太陽光利用閉鎖型植物工場(温度・湿度管理室)次に訪問した、太陽光利用閉鎖型植物工場では、豊橋市におけるIGHプロジェクト(Innovative  Green House イノベーティブグリーンハウス)の調査を行いました。プロジェクトの概要は、自然エネルギー活用型次世代高収量生産植物工場の為の新技術の実証設備を整備し、トマトを対象品目として50トン採り(1年1,000㎡)を目標に、栽培棟1,280㎡、機械・空調室256㎡、管理棟45㎡の規模で実証試験が行なわれていました。光合成環境要因の計測をし、生育状況との関係から最適な管理基準を策定、その環境基準に従って施設内環境を統合的にコントロールする事で、生産能力を最大限引き出す栽培が推進されています。光合成(光・CO2・水・温度)を活用しての実証試験、投資対効果を考えれば採算性はまだまだの状況ですが、将来的に新たな農業の在り方を感じました。

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