2025年12月11日(木)「学校プールの検討」!

前日に引き続き、さる12月1日公共施設マネジメントの推進について、一般質問を行ったのでその概要を掲載する。質 問:学校施設のプールの統廃合や利活用の検討状況は?回 答:長崎市の学校施設は、その半数以上が築40年以上経過しており、全体的な老朽化が著しい状況にある。限られた財源を効果的に活用して維持管理を行って行くため、校舎等の改築や大規模改造といった優先度の高い改修を中心に進めている。プールの解体計画は、検討を行ったが、その解体費用は1箇所あたり概算で2,500万円から3,000万円となっている。現在、プールを使用していない学校35校の合計では8億7,500万円から10億5,000万程度が必要であると見込まれる。一方で、プール単独の解体は、国庫補助の対象外となるため、全額一般財源で対応せざるを得ない。

また、令和5年度には、民間スポーツ施設の閉館により、やむを得ず学校プールを使用した授業に戻ることになったという事例も生じたことから、プールの解体等については、将来的な水泳授業の実施方法、民間施設の活用可能性等を総合的に勘案し、慎重に検討していく必要があり、具体的な解体計画の策定に至っていないのが現状である。今後、教育環境の充実と公共施設マネジメントの観点も踏まえ、中長期的な計画に基づき進めています学校の改修等に、プールの解体を盛り込むなどの手法を検討するとともに、統廃合計画の進捗や消防水利としての活用も視野に入れながら、施設ごとの方向性について個別に検討を行って行くとの回答があった。学校プール解体は、県内のみでなく全国的課題であり、文部科学省や国として検討してもらいたい。

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