9月14日から11月30日まで開催された「ながさきピース文化祭」、「文化をみんなに」をキャッチフレーズに78日間、県内21市町で180を超える多彩なイベントを繰り広げた。9月14日アルカスSASEBOの開会式にご臨席された天皇皇后両陛下や、県内各地で開催されたイベントを経て、11月30日長崎ブリックホールの閉会式にスペシャルアンバサダの「さだまさしさん」も出演し、全てのイベントが終了した。長崎ピース文化祭2025は、第40回国民文化祭、第25回全国障碍者芸術・文化祭の統一名称で各種文化活動を全国規模で発表・共演し、障害のある人もない人もともに参加して交流の輪を広げていく文化祭。この祭典は全国規模の文化の祭典であり、国民文化祭の開催は長崎県では初となった。(写真は主催者側の提供分)

長崎市では、これまで全国規模の文化団体と継続的に実施されてきた発表、公演、交流を行う「分野別交流事業」8事業、文化資源や観光資源を活用して魅力を発信する「地域文化発信事業」29事業(障害者交流事業3事業含む)が実施された。ピース文化祭の一環として9月28日長崎市民体育館の「第48回長崎郷土芸能大会」、長崎郷土芸能保存協議会は郷土“長崎”の貴重な民俗芸能の保存と顕彰を図り、市民の皆様の伝統芸能に対する関心と理解を深める目的で開かれているイベントに参加した。11月30日の閉会式にも参加したが、当日、会場内の撮影は禁止のため、「さだまさしさん」のトーク、式典(主催者挨拶、大会旗の引継ぎなど)、次期開催地の高知県のアトラクションは撮影できず残念であった。長崎市内で開かれた37のイベントに合計79,510人(来場者速報値)が来場したと、総務委員会で報告があった。


