長崎市は、これからの10年で長崎のまちの形が変わろうとする中で、古くからの「まちなか」においても、長崎駅周辺や松ヶ枝周辺と連携させながら、賑わいの再生、地域活性化を目指した事業を展開している。新大工から浜町を経て大浦に至るルートをまちなか軸と設定し、5つのエリア(新大工、中島川・寺町・丸山、浜町・銅座、館内・新地、東山手・南山手)でそれぞれの個性や魅力の顕在化などを進めるための整備が行なわれています。浜の町・銅座エリアは、「長崎文化を体験し、発信する賑わいのまち」をまちづくりの方針とし、中島川公園整備、出島表門橋架橋、クルーズ船受入の促進、銅座界わい路地魅力向上、まちなか音楽などの取り組みが進められています。平成26年度は、銅座川の暗渠の上にある市場の撤去・補償等(1億9600万円)、丸山公園公衆便所整備費(1500万円)、浜んまちまちづくり検討費(800万円)等に予算が計上されています。さる4月26日、浜の町・銅座エリアを散策しましたが、浜町周辺の人通りは数10年前から少しずつ少なくなっています。