新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、九州北部の梅雨入り(例年6月5日から14日)も近づいて来た。国は新型コロナ感染症が収束しない中でも、災害時は、危険な場所にいる人は避難することが原則とし、災害で避難する際の注意事項(5つのポイント)をホームページで公表していえる。ポイントは、①安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はない。②避難先は小中学校・公民館だけでなく安全な親戚・知人宅に避難する。③マスク・消毒液・体温計は出来るだけ持参する。④市長村が指定する避難場所、避難場が変更・増設されている可能性があるので、市町村ホームページで確認する。⑤豪雨時の屋外の移動は車も含め危険、車中泊をする場合は周囲の状況を十分確認するよう呼び掛けている。各地の自治体は、新型コロナ対策も念頭に、避難所の追加指定・改修、感染予防としてのスペース拡大、民間ビルの活用などが求められる。