2020年6月7日(日)「県内コロナ観光損失膨らむ」!

長崎県は6月2日、新型コロナ感染症の影響で今年1月から4月に県内の宿泊、観光施設の利用者が大幅に減少し、経済損失が約280億円に上がると試算し公表した。この試算には、1月下旬からクルーズ船のキャンセル(5月27日時点で183隻)が相次ぎ109億9千万円、国際定期便2便の運休で6億5千万円など、観光消費額の減少は含まれておらず、観光関連やその他の業種別分野における損失はさらに膨らむとみられる。このような中、5月27日に緊急事態宣言が全国的に解除され、経済活動では全国で自粛が続いていた観光や大規模イベントの開催など、約3週間ごとに感染状況を確認して、制限の緩和を進め、感染防止策の徹底を前提として、8月1日を目途に全面再開するとしている。長崎県内では、県をまたぐ移動の自粛は6月から緩和され、6月19日から都道府県をまたぐものも認めるとしている。

移動の自粛緩和に伴い、長崎県は経済活動と感染予防の両立に向けた経済対策として、コロの影響により大きな打撃を受けている県内観光業界の回復に向け、県民による県内旅行「ふるさと再発見の旅」、「全国からの県内宿泊旅行」のキャンペーンを実施している。「ふるさと再発見の旅」は、長崎県民が対象で、対象施設は県内宿泊施設、令和2年6月1日から7月31日、利用方法は宿泊時に県内在住の証明書類提示で5千円の割引又はじゃらんnet予約で5千円割引となっている。このキャンペーンに合わせ、長崎市は宿泊クーポンを1,500円で販売(3,000円相当+1,000円分)、佐世保市・雲仙市は市内宿泊施設絵を利用した場合宿泊費の半額を助成するとし、いずれも市内宿泊施設を限定している。また、国は「GO TOトラベルキャンペーン」を7月下旬から約半年間程度実施予定としており、旅行商品について50%補助、最大1人2万円/泊を助成するとしている。私も市議会閉会後、利用したいと思っているが・・・・・。

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