長崎市議会9月定例会は、9月2日(月)に開会し9月20日(金)までの19日間の日程で行なわれます。開会冒頭、田上市長より「長崎の教会群とキリスト教関連遺産と明治日本の産業革命遺産が共に世界遺産国内推薦候補に選ばれた。今後、政府で決定されるが長崎市は準備状況の面から熟度が高い教会群を先に推薦して頂くために8月30日政府に要望した。長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では44カ国の代表が参列され、核兵器廃絶に向けて非人道性を訴えた」など世界遺産登録に向けての見解、平和市長会議の行政報告がありました。
今定例会では、平成25年度一般会計補正予算(7億112万9千円)、特別会計補正予算(7,825万1千円)、の総額7億7,938万円の補正予算案、長崎市野母崎高浜海岸交流施設を設置する条例、原子爆弾の放射線による人体への影響に関する研究事項を調査するため付属機関を設置する条例の一部改正など合計27件が上程されました。主な補正予算は、野母崎高浜海岸交流施設建設に係る事業費(1億800万円)、ながさき海洋・環境産業雇用創造プロジェクト推進費(156万6千円)、長崎駅周辺エリアデザイン検討費(1,527万円)、高齢者福祉施設整備事業費補助金(6,000万円)などとなっています。一般質問は9月5日(木)、6日(金)、9日(月)、10日(火)の4日間、6会派から15人が登壇する予定です。