大浜町自治会(井上重久会長)は、11月3日(木・祝)9時30分から大浜稲荷神社において自治会役員・神社関係者などの参加のもと「大浜稲荷神社秋季大祭」を執り行った。大浜稲荷神社は、農業の神様(食べ物の神)、地域の守り神として約300年前から今日まで引き継がれている。現在の社殿の建立は定かでないが、社の痛みも目立つようになり適宜補修、稲荷神社周辺の除草、樹木伐採など行い、維持管理に努めている。お神輿巡幸は3年振り実施、新型コロナの影響もあって、規模縮小、奉納踊中止、出店の一部制限(うどん・いなり販売中止)したものの、コロナ対策を行いお神輿巡幸は3年振りに実施した。お神輿巡幸は、子供たちが中心となり大浜子ども会・マリナシティ子ども会の保護者、自治会役員らがサポートしながら町内を巡幸した。
お神輿は、小さいながらも担いで見れば、見た目より相当重く重量感がある。お神輿巡幸に先駆け、子ども達は稲荷神社の前でお祓いを受け、法被姿で町内を約2時間かけて巡幸した。高齢者施設のケアハウス大浜前では、施設の職員や入居者らが玄関で、お神輿が来るのを待っていた。道中、太鼓の音に合わせて参拝に訪れる人、お賽銭をあげてくれる人など、地域の氏神様を見守ってくれた。大浜公園では、フリーマーケット、漬物、お花、みかん、ふかし饅頭などの販売、12時30分からは子ども達が地域の伝統を継承する“龍神太鼓”も披露され、「大浜くんち」は久方振りに盛り上がった。8年程前からマリナシティ自治会(喜多洋子会長)からの応援を受けて、地域の伝統行事を継承している。関係者、地域皆様のご協力に感謝しお礼申し上げます。