2017年1月21日(土)瀬の脇親交会「初えびす祭」!

瀬の脇親交会(飽の浦町)は、1月20日(金)16時から釛山(こがねやま)恵美須神社において、早朝から小雨を伴う強い風が吹き荒れ、昼間にはみぞれや小雪も降りそそぐ中で「初えびす祭」が執り行われた。この神社は、もともと対岸の恵美須町(現在の中央郵便局~NBC付近)にあったものを江戸初期にこの場所に移されたもので、寛永10年(1633年)瀬の脇に祠を建て、享保元年(1715年)初代神官、柳木内膳が五か所商人(江戸・京都・大阪・境・長崎)から寄進を受けて境内を拡張し、神社として体制を整え今日まで引き継がれている。

恵美須神社創建から380年を機に、境内には釛山恵美須神社の由来の案内板が設置されている。当時の神社は、鳥居の下まで海岸が迫って漁家が立ち並び港内から対岸を見渡せる景勝地であったと言われ、本年384年を迎えるなか地元の氏神として五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛、海の守り神など先祖代々、伝統文化の歴史(精神文化)が継承されている。一般的にえびす神は、「恵比須・恵美須・戎等」があり、漁師や農家あるいは商家などで生業を守護し、福徳をもたらす福神として祀られている。昨今は、少子高齢化・自治会会員の減少等により神社存続も危惧されているが、地域・地元企業等のご支援・ご協力で伝統行事が守られている。

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