2012年5月23日(水)上海視察報告(所感その2)!

長崎市観光PR(繁華街でのパンフレット配布)前日に引き続き、今回の視察の目的である長崎観光のPR、市長のトップセールス、議員団、関係者の同行により、上海市の旅行社の担当者には熱意が伝わったと思います。私達視察団も、コンベンション協会・関係者の皆様と一緒に長崎観光のパンフレットを上海市民へ配布しましたが、市民の反応は長崎に対する認知度がまだまだ不足していると感じました。中国からの観光は、関東・関西・中部地区が大半を占め、九州への観光客は少ない状況のなかで、今後、訪日を促し九州に来てもらうためには、旅行社・自治体や関係先と十分連携を取り、ターゲットを絞り込むなど知恵と工夫が必要であると思いました。

上海市街地のマンション上海市は、経済発展が著しく高さ468mの東方明珠塔(とうほうめいじゅとう)、日本の森ビルが建設した492mの上海ヒルズ(101F 、上海環球金融センター)、高層ビル等が立ち並び、経済の発展が著しく、中国最大の都市に発展している大都会ですが、訪問日は、排ガスの影響?黄砂の影響か?もやがかかり霞んでいました。上海市の人口は2500万人(人口密度世界一)、1兆円以上の資産家は10万人、毎月8000台が登録され年間では10万台に達し急激に車が増大し、時間帯によっては渋滞が発生すると現地のガイドが説明していました。ちなみに、車のNOプレートを登録するのに5月の登録費は、日本円で90万円(NOプレート代のみ)であったとの説明があり唖然としたところです。現地を訪れ、自分の目で確認・自分の耳で聞く事、そして体験・経験することの必要性を感じた視察となりました。今後、貴重な経験を活かして長崎観光振興に努めていきます。

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