2021年9月11日(土)「予算条例等可決、コロナ対応」!

令和3年第4回長崎市議会定例会は、9月10日本会議を開き、新型コロナウイルスのワクチン接種費や、8月の記録的な大雨で被災した道路や学校施設の復旧費用など、一般会計補正予算約11億9,300万円。条例改正では、市政に係る重要事項について住民の意思を確認するための「長崎市住民投票条例」、市民のレクレーションに資する「長崎市あぐりの丘条例」など。工事の請負契約の締結については、旧西工場棟内部改修ほか主体工事・煙突解体工事、工事の請負契約の一部変更について(長崎市新庁舎建設建築工事、空調設備工事、衛生設備工事、通信工事)、専決処分についてなど可決・同意・承認した。議員提出議案の「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」、「被爆体験者の認定・救済を求める意見書」は全会一致で可決。一般質問は9月14日・15日の両日、4会派4人が登壇し市政運営などについて質すことになっている。

次に、長崎県に適用されている新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が9月12日までで解除されることを受け、田上市長は本会議冒頭及び臨時記者会見を開き、「まん延防止等重点措置解除に伴う長崎市の対応について」報告、説明を行った。その概要は、長崎市の新規感染者数・療養者数等が、県ステージ「4(特別警戒警報)に引き下げられたこと。9月中は接触を避ける慎重な行動の継続を、「急に緩むのは危険!」と呼び掛け、具体的な対策とお願いの説明があった。休館中の観光施設や公民館など165の公共施設を13日から順次開館するが、池島炭鉱体験施設、高島石炭資料館は休館継続、グラバー園、出島は18時閉館、長崎ロープウェイ、スロープカーは20時終了と、営業時間を短縮する。10月29日オープンする長崎のもざき恐竜パーク(野母町)の「こども広場」は13日から先行利用できる。市主催のイベントは9月13日以降、感染対策を徹底し順次再開、医療提供体制の拡充、ワクチン接種の呼びかけなど、引き続きの対策をお願いした。

 

 

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