今回は条例の制定や一部改正などの概要について掲載するが、長崎市住民投票条例は既に掲載しているので省略する。先ずは、総務委員会で審査した「過疎地域持続的発展市町村計画について」、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法(過疎新法)が令和3年4月1日に施行された。それに伴い過疎地域については、総合的かつ計画的な対策を実施するため、過疎地域とみなされる旧香焼町、旧伊王島町、旧高島町、旧野母崎町及び旧外海町の区域に係る市町村計画を定めるもの。この過疎新法は、人口の著しい減少等に伴う地域を支援し、人材の確保及び育成、雇用機会の拡充、住民福祉の向上、地域格差の是正並びに美しく風格ある国土の形成に寄与することを目的としている。今回、新たに過疎地域持続的発展市町村計画(令和3年度から令和7年度)を策定し、過疎新法に基づく財政支援を得るもの。過疎新法施行期日は令和3年4月1日(令和13年3月31日までの10年間の時限立法)
次に、長崎市あぐりの丘条例は、子どもを中心として、若者及び高齢者を含むすべての世代に、豊かな自然及び多様な施設を活かした遊び、体験、交流等の場を提供することにより、子どもの健やかな成長を育むとともに、市民のレクレーションに資するため設置するもの。公の施設の範囲は23.0㌶、供用開始日は令和4年10月28日(金)、開園時間は午前8時から午後6時までの時間帯を基本とし1日10時間以上、入園料及び駐車場使用料は無料、あぐりの丘の管理運営は指定管理者制度を導入する。また、あぐりの丘に子どもの好奇心、自主性,想像力等を育むため、天候に左右されずに子どもが安心して自由に遊び、交流等ができる施設として「全天候型子ども遊戯施設」を置く。供用開始は令和4年10月28日(金)、開館時間は午前9時から午後5時までの時間帯を基本とし1日8時間以上,休館日は毎週水曜日、入館数は年間約10万1千人(見込み)、構造は鉄筋造平家建、延床面積1,753㎡、総事業費9億2千万円(予算ベース)、入館料子ども(小学生まで)250円、子どもの保護者等100円となっている。