長崎市議会環境経済委員会は、23日から昨日にかけて平成24年度長崎市一般会計歳入歳出決算の環境経済委員会に付託された議案について審査を行いましたので、負担金・補助金の交付についてその一例を報告します。平成24年7月28日・29日に開催された「長崎ペーロン選手権大会」、約48,000人が集い、長崎の夏のビッグイベントとして定着しています。長崎市は、商工部所管の長崎開港記念会へ補助金として400万円、文化観光部所管の長崎ペーロン選手権大会実行委員会へ19,891,613円、観光国際コンベンション協会へ6,196万円の負担金・補助金を交付しました。その交付金の中から、3団体合わせて約3,000万円の予算でペーロン選手権大会が開かれています。
ペーロン選手権大会は、長い伝統のなかでペーロンの振興や観光交流人口の拡大等に大いに寄与していますが、予算は長崎市からの交付金（税金）であり一本にまとめて支出した方が分かりやすいと思うのだが・・・・・。負担金・補助金は、前例を踏襲して継続交付されているものや新規事業として地域活性化を図るもの、イベントの負担金等に支出されており、予算編成時にその都度見直され、効果の検証が行なわれています。不用・不急のものは削減・廃止を、効果あるものは事業として伸ばしてやる事も必要で、市民が納めた税金の有効活用を図ることを要望しました。