長崎市議会環境経済委員会は、昨日23日から平成24年度長崎市一般会計歳入歳出決算の環境経済委員会に付託された議案について審査を始めました。衛生費関係の環境部所管部分の審査がほぼ終了しましたので、その一例を紹介します。地球温暖化対策市民運動推進費（決算11,496,024円）について、市民1人ひとりが環境意識を持ち、身近なところから環境問題を考える事が重要であることから、「いつでも」「だれでも」「簡単に」実践できる市民のエコ行動を推進するため、長崎水辺の森公園で約4万人（主催者発表）が参加して「ながさきエコライフ・フェスタ」が開催されている。
決算内容は、会場設営（約355万円）、企画・運営（100万円）、広報（242万）等が依託料として支払われ、その他の経費（約436万円）が支出されている。イベントの参加者の増加、市民による企画コーナーの出展、節電キャーンペーン等一定の成果は上がっていると理解するが、税金を使っての市民への啓発はマンネリ感も否めず、内容を工夫すればさらに効果があがるのではないか？との思いから質疑を行い、イベントの周知、親子で参加できる内容の検討、所管は違うが長崎市が行なうイベントとの共同開催の検討等を提言し、さらなる啓発活動を要請しました。1人ひとりのエコ活動で温暖化の原因である二酸化炭素（ＣＯ２）の削減に努めましょう。