長崎市は、「まちぶらプロジェクト」の一環として新大工、中島川・寺町・丸山、浜町・銅座、館内・新地、東山手・南山手の各エリアで、ハード・ソフト事業を融合させ、地域活性化を目指した取り組みを進めている。歴史的な文化や伝統に培われた「まちなか」において、新大工から浜町を経て大浦に至るルートをまちなか軸と設定し、長崎駅周辺や松ヶ枝周辺と連携させながら、賑わいの再生を図ろうと事業が進められている。東山手・南山手エリアは、「異国情緒あふれる国際交流のまち」をまちづくりの方針とし、さる4月26日には旧香港上海銀行長崎支店記念館がリニューアルされ、長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアムもオープンしました。平成26年度は、旧英国領事館の保存整備、旧グラバー住宅の保存整備、伝統的建造物群保存、グラバー園施設の整備等が行なわれます。