長崎市は、さる2月3日(土)14時から県美術館(出島町)において抽選で選ばれた市民約120人が来場し、長崎市亀山社中記念館の名誉館長(歌手・俳優)を招いて、幕末の志士、坂本龍馬の没後150年にちなみ、同記念館で昨年9月30日から本年3月25日まで開催されている記念展の一環として「武田鉄矢トークショー“おーい龍馬”」を開催した。開会冒頭、加藤副市長・野口市議会議長より「平成21年8月1日に亀山社中を開館し現在100万人を超える来場者となっている。海を見ながら世界に羽ばたきたいと思った龍馬の思いを、龍馬の大ファンである武田鉄矢氏より多くの人に聞かせたかった」などの挨拶があった。武田鉄矢氏は、昭和47年「海援隊」を結成しデビュー、「金八先生」、「幸せの黄色いハンカチ」などでファンを魅了し、現在、各方面で活躍している。
武田鉄矢氏は、18歳の時に司馬遼太郎さんの「龍馬がゆく」を読んで以来の龍馬ファンで、これまで、ことあるごとに龍馬の生き方・考え方に導かれて来た。龍馬には絶えず新たな発見があり、一度も飽きたことがないとの感想が述べられた。トークショーの概要は、事前調査の「名誉館長に聞きたい9項目」より、心の支え、隠されたエピソード、これからの長崎など、「龍馬は殺されたことで日本史の英雄になった。明治維新という革命の光の部分を強調する存在になっている」、「良いやつだと思った敵を切り付けなかったこともある」と小説で描かれている失敗談に触れ、「間違うことで自分の個性を見つけていった点が魅力」、「幕末の高下駄・わら草履の足元の差別、長崎は差別もなくブーツを履いていたのでは」と龍馬の魅力を語った。(武田氏の写真撮影は禁止のためアップ出来ず残念)
次に、一般国道499号道路整備促進協議会、長崎外環状線道路建設促進協議会、一般国道202号線(福田バイパス)道路整備促進協議会、一般国道34号道路整備促進協議会は、2月5日(月)長崎市選出県会議員との意見交換会、長崎県知事(土木部長対応)・長崎県議会議長に対し「平成29年度4協議会の要望活動」を行った。いずれの協議会も、道路建設・整備を促進し地域の発展に資することを目的に設置され、各路線の整備推進・早期完成・早期事業化について長崎県に対しての要望活動、道路予算の確保について国土交通省、県選出国会議員などへ要望活動を行っている。要望概要は、一般国道202号の整備推進並びに(仮称)福田バイパスの早期事業化については交通安全施設等整備事業(福田本町)の早期完成、(仮称)福田バイパスの早期事業化など、田上市長より長崎県土木部長、八江議長に対し要望書を提出した。