2017年9月29日(金)名誉市民故土山秀夫氏「合同葬」!

長崎市・国立大学法人長崎大学は、9月28日(木)14時から長崎市民会館文化ホールにおいて約500名の関係者が参列して「故土山秀夫氏長崎市・長崎大学合同葬」を執り行った。去る9月2日にご逝去された「故土山秀夫氏」は、平成12年に「核兵器廃絶地球市民集会実行委員会」の委員長に就任、平成22年の退任までの10年間に4回にわたり、「核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」を開催し、被爆者と市民、NGOが主導する長崎独自の核兵器廃絶の取り組みを築かれた。長崎市平和宣言文起草委員会委員や、長崎大学の学長として大学改革、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)設立などにご尽力され、このようなご功績等により平成12年11月に勲二等旭日重光章を受章、平成22年12月には長崎市名誉市民の称号を受けられた。

式辞では、田上葬儀委員長より「理論と感性の両輪で核兵器廃絶を分かりやすく伝えてくれた。核兵器廃絶に向けての情報発信や、教育・人材育成、平和活動等の取り組みと情熱を引継ぐ」との言葉が述べられた。遺族代表から「①大学の病理学者としての時間②長崎大学をよくしたい時間③戦争と原爆を体験し子ども達にあじわせたくない平和運動の時間」の3つの時間を持っていたとの紹介とお礼の言葉が述べられた。また、長崎原爆が題材で、土山さんが主人公のモデルの一人になった映画「母と暮らせば」の山田洋次監督や女優の吉永小百合さんも弔電を寄せていた。国政においては臨時国会を招集、開会冒頭に衆議院を解散、10月10日公示、10月22日投票が決定し選挙戦に突入した。

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