三菱重工(株)長崎造船所(牧野武朗所長)は、1月19日(日)10時から香焼工場において造船所や関連・パートナー企業、一般参加を含め215チーム(約2,000人)が参加して、職場の親睦を深め、健康増進を目的に新春恒例の「第73回三菱所内駅伝大会」を開催した。過去の大会は、深堀地区(旧深堀グランド周辺)で開催され、その後、諌早工場へと場所が変わり、規模が大きくなったため香焼工場での大会となっているが、昨年末の三菱重工海洋鉄構㈱の売却を含めた検討が行われている事から来年はどうなるのか定かでない。開会式で、牧野所長より「これからも感謝の気持ち忘れず、令和の新しい時代へタスキをつないでいきたい」との挨拶があった。この大会は、職場の団結力・チームワーク等を示す場として、選手を支える職場の応援団・家族含めてのビッグイベントとなっている。
私の出身職場である大組立工場前(E・F棟、内業控所)を発着点とする付近には、会社・職場の横断幕やのぼりを掲げて多くの応援団が陣取っていた。ブロック置き場や社員駐車場・100m道路沿いには、チームのテントが張られ、選手をもてなす豚汁やおでん、焼き鳥・刺身などが準備されていた。各チームの選手は1区間3.8㌔~5.2㌔の6区間(計24.2㌔)をタスキでつなぎ、粘り強い走りを見せてくれた。100m道路付近では、出身職場の仲間から「ガンバレ、ガンバレ」の大きなエールが送られていた。成績はMHPSプ技Aチームが優勝、MHPS長調部Aが準優勝、MHI徳組Aが3位となった。大会には県内外の企業からも参加され、駅伝を通じて職場の結束力、親睦・交流を深めていた。午後から放映された全国都道府県対抗男子駅伝大会では、長崎チームは昨年5位のタイムを25秒上回ったが、レベルの高いレースとなり22位の結果となった。