2020年3月17日(火)「香焼工場のクルーズ船修繕工事」!

三菱重工業㈱の子会社である三菱造船(㈱)は、三菱重工長崎造船所香焼工場において2月末から、客船大手コスタクルーズ社の「コスタ・アトランチカ(8万6千トン)」など、修繕工事を受注し建造ドックにクルーズ船を入れて、外板塗装や機器類のメンテナンスを行っている。コスタクルーズ社は、上海で修繕を予定いていたが、中国での新型コロナウイルス感染拡大を受け、三菱重工長崎造船所香焼工場に変更している。3月16日現在、出島岸壁にはコスタ・アトランチカが係留し、香焼工場にはドッグに1隻、岸壁には2隻のクルーズ船が係留している。三菱造船(㈱)は、クルーズ船修繕事業への参入を検討し、 長崎市が事務局となり、国や県、経済団体などで構成する「長崎港におけるクルーズ船修繕事業の拠点化に関する関係機関連絡調整会議」を設置し、クルーズ船修繕事業への参入実現に向けた環境整備を進めている。これを機に、本格的なクルーズ船修繕事業となることを期待する。

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